ナチュラルマイナースケールをペンタトニックスケールから覚える方法
- 2014/9/23
- 05 ギター
- ナチュラルマイナースケール
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ペンタトニックスケールから覚える方法
を書いてみたいと思います。
ペンタトニックスケールはロックやブルース、JAZZ
ポップミュージックにに至るまでギターを弾く方には最も馴染みのあるスケールだと思います。
以下の2つのペンタトニックスケールはもう頭に入っていることだと思いますがまずはおさらいを!!
ギタリスト必須のマイナーペンタトニックスケールポジション
5弦ルートと6弦ルートのマイナーペンタトニックスケールのポジションの図を書きました。
※数字はルートからの度数です。
ペンタトニック
ここではAキーでAマイナーペンタトニックを書きましたが
ルートをずらせばGマイナーペンタトニック、Cマイナーペンタトニックとして使うことができる非常に便利なスケールです。
マイナーペンタトニックの構成音は
ルート ♭Ⅲ Ⅳ Ⅴ ♭Ⅶの音となります。
マイナーペンタトニックには
これ以外にも3つのポジションやワイドレンジで弾くポジションがありますが、まずはこの2つを頭に叩き込むことが重要です。
スケールをペンタトニックポジションから覚えるメリット
まずは、マイナー系のスケールから覚えてみましょう。
ここで重要なのは音階の羅列としてスケールを覚えると実際使いづらく機械的なメロディになりやすいことです。
ナチュラルマイナースケールを覚えようとすると
スケールの音を単純に羅列して覚えようとしますが、
実際にギターを弾くことを考えたらメロディが弾きやすくかつ自然なメロディが奏で易いポジションで弾くことが重要です。
つまり、音階の羅列としてスケールを覚えるのではなく
実際にメロディになりやすいポジションで覚えることが重要です。
メロディ的なポジション ペンタトニックスケール
ペンタトニックスケール(マイナーペンタ)はたった5つの音でできた構成音にも関わらず、人間の歌声で自然に出てくる音階で作られています。
つまり、単純なスケールよりもマイナーペンタを弾く方が
メロディ的なんですね。
そこで、このマイナーペンタを基盤として
各スケールの構成音を足して覚えることで、覚えやすくまたメロディが作りやすいポジションで弾くことができるという一石二鳥のメリットがあるんです。
ポジションから考えるナチュラルマイナースケール
では、ナチュラルマイナースケールの構成音を書き出してみると
ルート Ⅱ ♭Ⅲ Ⅳ Ⅴ ♭Ⅵ ♭Ⅶの7音で
マイナーペンタにⅡと♭Ⅵを足しただけというのがわかりますね。
比較すると以下の表のようになります。
覚えるのはマイナーペンタのポジションを知っていれば簡単ですね。
Ⅱと♭Ⅵを足せばいいんです。
ナチュラルマイナースケールはマイナーキーの曲で使うことができます。
ペンタトニックスケールで短調になりがちなソロであれば、ラン奏法や泣きのメロをマイナーペンタで、少し落ち着いたメロディを
ナチュラルマイナースケールでなどと
マイナーペンタと切り分けて使ったりすると有効です。
ナチュラルマイナー簡単に使えるポジション
僕がよく使うのは
全体的にはマイナーペンタで弾いて赤の四角で囲んだ1弦2弦で
ナチュラルマイナーの音を加えるやり方です。
これだと1弦2弦のナチュラルマイナーの音だけ視覚的に
覚えておけて簡単なのと
1弦2弦のはメロディのトップ音にもなるので
変化をつけるのにも有効です。
次回はハーモニックマイナーの使い方と覚え方を
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