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サンタナのロングトーンの謎
- 2014/10/13
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- サンタナ, フィードバック, ロングトーン
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先日、
ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)の
「トワイライト・ハイウェイYou Can Have Me Anytime ギターソロ」サンタナ演奏を弾いてみましたが
いくつかのヒントがあったのでご紹介を。
カルロス・サンタナのフィードバック奏法
サンタナに関しては
ロングトーンが彼の持ち味、ライブでは右手では何もピッキングしないのに左手のビブラートだけで10秒以上も音を出し続ける技をやってのけます。
これは、フィードバックといってアンプから出てきた音をエレキギターのピックアップで拾うことによる一種のハウリング現象を使って音を伸ばしているんですね。
うまくギターとアンプの距離や角度をコントロールして出さないと本当のハウリングが起きる限界のところでのプレイです。
ジェフ・ベックなどもよく使う奏法です。
サンタナはこのフィードバックを活かすために
ワウペダルをイコライザー的に使い、特定音のフィードバックを発生させ、その音のみ
ロングトーンを出して、ハウリングを防いでいるようです。
ライブではアンプの周りでハウリングに近く音が伸びる場所を探して
床に印をつけてそこに来て得意のロングトーンを披露していたらしいです。
(ボリュームの設定やコーラスは、サスティーンには特に関係は無いものです)
サンタナのロングトーン
3:47あたりから得意のフィードバックを利用したロングトーンが聴けます。
「You Can Have Me Anytime」 のギター
AmplitubeのディレイのFeedBackを最大にかけてサンタナっぽいサウンド
を作ってみました。
ちなみに、色々とやってみましたが 上のように
ディレイのFeedbackをこれくらい上げて、Timeとを短く、MIXも少なくして残響音を作ると、サンタナのようなロングトーンに艶が出せるようです(´∀`)
結構この音 気に入っています。
サンタナがストラト??
この曲のギターソロに関してはどう聴いてもロングトーンも含めて音色が
YAMAHA SGやPRSの音には聞こえません。
まさかのストラト?
でもシングルコイルの音ではないか?と思いますがどうでしょうかね。初期のサンタナのSGはシングルコイルだったと聞いた事があります。
原曲はこちら
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