オールマン・ブラザースバンドのSTORMY MONDAY

昨日、ブルースのコード進行に関して
STORMY MONDAY「通称ストマン」進行というマイナー・コードを
ブルースの3コードに入れた変わった進行があるのをお話しました。

DUANE26DICKEY2A

デュアン・オールマン率いる
オールマン・ブラザースバンドのSTORMY MONDAYがあったので是非聴いてもらいたいです。

ざっとコードをとってみました。
オールマン

キーはG

デュアンはG7をG9として弾いているようです
変わったG9の抑え方がありますのでここに参考に書いておきます。

9th

デュアンがこの押さえ方で弾いているかどうか?
定かではありませんがスライドを使うには、いい押さえ方です。

6弦3Fのベース音が省略されていて
このまま5Fまでスライドして3Fに戻るリフを入れると感じがでます。

C9も同様に
5Fまでスライドして3Fに戻るリフで特にC9のところは
1弦3F・2弦3Fを押さえて1弦5F・2弦5Fまでスライドして戻しているようですね、大人の雰囲気のバッキングですね。

最後のD7の部分は
Daug(オーギュメント)というコードで弾いています。
オーギュメントコードと言うのは増5度

つまり、5度の音を半音上げたコードということです。
逆に5度の音を半音下げたコードがよく聞くデミニッシュというコードです。

D7の5度を半音上げるとD7(#5)というコードになりますが
ここではDそのものの5度を半音上げた
Daug(オーギュメント)

デュアン・オールマンのソロ

今、聞いてみました、確かに3:40くらいからのソロですが
G9のところにGmのトライアド+13Thで意表をつくソロですね。

音はとることができても
ニュアンスを出すのが非常に難しいですね。

デュアン・オールマン素晴らしい

<スポンサーリンク>

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る