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「1970年代を代表するバンドを思いつく限りあげよ!」と問われれば、大方のロックでファンであれば、イーグルスの名前を挙げるでしょう。

そう、イーグルスはアメリカは西海岸を拠点としたバンドで、アメリカン・ロック史上に残る傑作アルバムを残している。そんなイーグルスの軌跡を改めて辿ってみようと思います。

リンダ・ロンシュタットのバックバンドが全ての始まり

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リンダ・ロンシュタットはアメリカはアリゾナ州出身のミュージシャンです。

1970年に入り、ウエストコースト・サウンド・ムーブメントの中心で活躍する女性シンガーとして次第にその名を知られるようになりました。

バック・バンドのメンバーとして集められたドン・ヘンリーとグレン・フライ、バーニー・レドン、ランディ・マイズナーは、ロンシュタットのサポート後イーグルスとして独立したのでした。

↓↓リンダロンシュタットの歌う「ならず者(Desperado)」

カントリーロック時代

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デビュー曲の「テイク・イット・イージー」がいきなりのシングルヒットでしたが、当初はバンジョーをフィーチャーしたブルーグラスの要素を含んだカントリー・ロックというイメージのバンドでした。

その後、2枚目のアルバム、「ならず者」に収録されたアルバムタイトル曲、「ならず者」はリンダ・ロンシュタットをはじめ数多くのアーティストにカバーされるスタンダート・ナンバーとなりました。

3枚目の『オン・ザ・ボーダー』においては、よりロック的なアルバムとなりました。この頃、バンドメンバーの紹介でドン・フェルダーが収録曲中2曲に参加し、後に正式メンバーになるのでが、ドン・フェルダーの加入がイーグルスのロック色を強める結果となったし、後にあの名アルバムを世に送り出すことにも繋がるのです。

絶頂期

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1975年に入り、イーグルスの進撃が始まりました。大ヒット・アルバム『呪われた夜』がリリースされたのもこの年です。

オリジナル・メンバーの音楽的なルーツであるカントリー色の濃い楽曲も依然見られるものの、全体としてはよりロック色を強め、AORやファンク、ダンス・ミュージック的要素を盛り込むなど、音楽的な幅はさらに広がをみせていました。

しかしデビュー当初から続いていたメンバー間の亀裂がこの頃から表面化していくことになりました。そのような中、バンドのギターリストの交代、そうジョー・ウォルシュを迎えることになりました。当初は加入に反対のメンバーもいたようです。

ただ、ジョー・ウォルショの加入はイーグルスに更にロック色を強める好結果をもたらすことになったのです。

ドン・フェルダーの加入、そしてジョー・ウォルシュの加入。この二人のイーグルスのフロントマンを中心についに歴史的なアルバムをリリースすることになります。

ホテル・カリフォルニア

1976年、彼らの代表作となる『ホテル・カリフォルニア』を発表。

当時のロック界ひいては都市社会の矛盾を揶揄したかのような歌詞と13本ものギターを重ねた完璧なサウンド・ワークによって、1970年代のアメリカン・ロックを代表する曲のひとつとなった。

フェルダーの曲にヘンリーが詩をつけたタイトル曲「ホテル・カリフォルニア」。

かつての勢いを失いつつあったウェストコースト・ロックの凋落を皮肉るように、田舎町にやって来た新参者へ向けられた地元民の一時的な強い好奇心と彼が飽きられていく様を唱った「ニュー・キッド・イン・タウン」。

エゴ社会に警鐘を鳴らすかのように、好き勝手にふるまう無頼者が実は虚勢に満ちており内面に苦悩を持つことを言外ににじませた「駆け足の人生」。

単に人間の性(さが)や振る舞いを唱っているように見えながらも暗に根深い社会問題を提起するような深みのある歌詞を、角度を替えた音響アレンジに乗せて展開した曲に散りばめてバンドとしての頂点を醸成し、全世界的な大セールスを記録し、バンドを押しも押されもせぬロック界の代表格にまで押し上げた。

終焉

バンド活動の絶頂期とは裏腹にメンバー間の軋轢(あつれき)は更に激化します。

それにはさまざまな原因が語られていますが、膨大でかつタイトなスケジュールやツアーによるストレス、音楽的志向の食い違い・・・

これは憶測でしかありませんが、ホテル・カリフォルニアでサウンド面、演奏技術、スタジオワークなど全てを含み、イーグルスというバンドの集合体が音楽的頂点を極めたアルバムであったと言えるでしょう。

それゆえに次回作へのプレッシャーや曲作りの葛藤やスランプがあったのではないでしょうか・・・ 事実、次作の「ロング・ラン」はハードロックやディスコ等多様な音楽性に挑戦した意欲作ではありましたが、アルバムとしての「ロング・ラン」は今一歩の印象でしたし、私は心の中で、イーグルスは終わった・・・と思いました。

そしてそれは、現実のものとなり、バンドは人気絶頂でありながら、活動停止し解散への道を歩みました。

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