ボストン  ドント・ルック・バック

アーティスト名・・・ボストン
ジャンル・・・ロック
リリース・・・1978年
アルバム名・・・ドント・ルック・バック
曲目リスト


ボストン ドント・ルック・バック

前作の衝撃的、デビューアルバム邦題「幻想飛行」から2年のインターバルを経て奇才トムシュルツさんが
放ったセカンドアルバムが本作です。前作同様、ポップでかつハード、ギターオーケストレーションにも
ますます磨きがかかりトムシュルツさんの描く音宇宙が無限の光を放ち聴く者の心をとらえて離さない。まさに
この形容がピッタリときます。ドラマティックで時にストレートなロックンロールだったりと、バラエティに
とんだ各曲が収録されており、ボストンファンならずともロックファン、ポップスファンにも広く共感を
得るサウンドであり、シンプルであり明快。それでいて非常に心地よいサウンドにまとまっています。

その証拠に本作はビルボードでもアルバム1位を記録。日本国内でも前作のアルバムがセンセーショナル
だっただけに待ち望まれていました。邦題は「新惑星着陸」水晶の星へボストン号が到着したという感じの
イラストがジャケットデザインされており、これがまた斬新でした。

おススメはハードエッジな1曲目の「ドント・ルック・バック」、バラード曲の邦題「遥かなる想い」
このあたりはポップスファンの心を鷲掴みにするハズ。

1作目同様、全てのサウンドをトムシュツルさんの自宅スタジオで制作。全ての楽器を演奏。SEに至るまで
全てシンセサイザーの使用なし!! アルバムにもそのことがクレジットされており、トムシュルツさんの
サウンドクラフトマンとしての自負を感じずにいられません。

今、聴いてもメロがとても良い。30数年前であってもビートルズがそうであるようにメロディは
不変であることを改めて再認識させられます。

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